お化けだけど怖くない!Web漫画「奇異太郎少年の妖怪絵日記 」
”おばけなんてないさ おばけなんてうそさ”、そんな童謡があるほど、お化けという言い伝えがありますよね。
例えば、人が死んで成仏しない霊だったり、あるいは物がなんかしらの影響で霊化したり、山や川に住む妖怪だったり・・・。
そんで、だいたいが物体を持たない透明な何かだったり、あるいは摩訶不思議な力をもつ何かだったり・・・。
そんな人間に持ってない力を持ってたり、恐ろしい力なんかがあると人々が恐れるのも無理ありません。
しかも見えないとくればもう夜も眠れない!トイレにも行けない!
よくある恐怖!○○体験!~△△に住む☓☓!~ ...みたいな番組を見た日なんかは、特にそう感じるのではないでしょうか。
といった人々のお化けに対する恐怖を、少しでも緩和できればと思います。本日のWeb漫画はこちら、影山理一様の『奇異太郎少年の妖怪絵日記』です。
あらすじ
主人公はちょっと霊感が強いキタロー「奇異太郎」。
ある意味、一番妖怪っぽい動きをしたり、様々な資格、特技をもってますが、彼はとある理由により本宅から離れた家に住む事になってしまう、というところから物語は始まります。
いよいよ離れに到着、と思いきやそこに腰掛けていたのは一人の少女「すず」。
先代から住んでいると言っているこの女の子は、どうやら「座敷わらし」という妖怪らしい。
こんな可愛い妖怪なら襲われてもいい。
しかし、小生意気な性格で、新たな離れの主である奇異太郎に挑発的な態度。
そんな彼女だが、追い出すわけにもいかず、ひとまず掃除係として家に置くことにする奇異太郎。
そんな幸運を呼ぶと言われている座敷わらしとの生活が始まった――
彼女と過ごすようになってから、周りで摩訶不思議な事象が起こるようになった奇異太郎。
もともと彼の霊感が強いのか、すずが幸運以外も呼び寄せたのかは定かでは無いが、妖怪に出くわすようになる。
妖怪は沢山種類が居て、中には凶悪な妖怪もいるが、いたずら好きな妖怪もいるらしい。
時にはこんなお姉さんキャラや可愛い子も・・・。
徐々に奇異太郎は様々な妖怪と出会い、知り合い、そして仲良くなっていきます。
しかし、本来妖怪の寿命と人間の寿命は大きく異なるもの。いつまでも一緒に居られるとは限りません。
時が過ぎ、奇異太郎にはこの先どのような未来が待っているのでしょうか―――
みどころ
物語は通常のお話と、閑話というお話の2つに分かれます。
通常でのお話では、様々な妖怪が登場し、奇異太郎と戦ったり遊んだりしている姿が描かれます。
閑話は、物語に大きく影響がある内容や、過去のすず達について描かれてます。
また、それぞれのお話に関して著者の影山先生が細かく説明をしてますので、そちらも是非読んで頂きたい部分です。
ガラケーが主流であった時代から連載している漫画で、なんと2008年から現在までコンスタントに連載しております。
毎月最終週の金曜日に更新されてますので、是非チェックしてみて下さいね。
ホームページ – http://www.ne.jp/asahi/molmol/sky/index.htm
マンガごっちゃ版 – http://mangag.com/products/detail.php?product_id=251
著作者 – 影山理一様